2024/10/23
運転お役立ち情報

教習所での運転に適した服装とは?

運転技術を身につけるためには、安全かつ快適に運転できる環境を整えることが大切!適切な服装はその一部です。今回は教習所での適した服装について、具体的なポイントを交えて紹介します♪

【自動車Ver】教習所での適した服装とは

1.動きやすい服装

運転中は、ハンドルやペダルの操作、視界の確認など、全身を使う動作が必要です。特に教習所では、慣れない運転操作に集中するため、身体の動きを妨げない服装を選ぶことが大切ですので、ジーンズやスウェットパンツなど、柔軟性のある素材を使ったものが最適です。

また、教習所では座学や実技の合間に待機する時間もあるため、長時間座っていても快適な服装が望まれます。きつすぎる服や窮屈な服は避け、リラックスできるスタイルが良いでしょう。

2.運転に適した靴の選び方

靴選びも服装と同じくらい大切!!運転の際、足元のペダル操作は非常に重要で、靴が足にしっかりとフィットし、感覚が伝わりやすいものである必要があります。

スニーカーやローカットのカジュアルシューズは、足をしっかりサポートしつつ、ペダル操作に適した靴として最適です。
一方で、ハイヒール、厚底靴、サンダルは、操作に支障をきたす可能性が高いため避けましょう。

また、技能教習には毎回同じ靴を履くのも大切なポイントです。靴が変わると底の厚さなどが代わり、ペダルを踏む微妙な感覚がズレてしまいます。感覚が掴めない間は、毎回同じ靴を履いて教習を受けると良いでしょう。特に冬の新潟では降雪時に長靴を履く機会があります。そのような時は乗車後に履き慣れた靴に履き替えることで毎回同じ靴で教習を受けられますので、忘れずに履き慣れた靴を持参しましょう。

【二輪Ver】教習所での適した服装とは

二輪の技能教習は自動車とは異なり、接触などで転倒した場合に大ケガにつながる恐れがあります。そのため動きやすさに加え、転倒や事故に備えて「体をしっかり守る」服装である必要があります。

蒸し暑い夏であっても長袖の上着や長ズボンを着用するのが基本!薄手でない丈夫な素材であることも大切です。

 

1.ヘルメット

半帽タイプのものは使用できませんので、フルフェイスタイプやジェットタイプ、システムメットなどを用意しましょう。バイクの運転には目線をどこに向けるかがとても重要です。目線の指導ができるよう、技能教習時にはシールドはクリアカラーにして用意しましょう。スモークタイプやミラータイプのものは使用できないため注意しましょう。またヘルメットを選ぶ際には「PS(C)マーク」や「JISマーク」の規格を通ったものを選びましょう!

2.ジャケット&パンツ

暑い時期にもなるべく露出の少ないものにするのが怪我防止のポイントです。教習所の多くは胸部、背部プロテクターの貸し出しを行なっていますが、そのほかの部位に関してはご自身でご用意していただく場合が多いです。

免許取得後のバイクライフも見据え、肩と肘にプロテクターのあるジャケットを選び、また、パンツは膝にプロテクターのあるものを選ぶと良いでしょう。

特に夏場の暑さが厳しいバイクですが、夏場は半袖という訳にはいきませんので、メッシュ構造のものや、ベンチレーションがあり風通しの良いジャケットもありますので、季節に合ったものを選ぶと良いでしょう。

3.グローブ

安全でグリップ力の高い革製のものがおすすめですが自分の手に馴染むまで時間がかかってしまいます。グローブにもいろいろなタイプがあるので専門店に行きフィッティングしながら自分に合うものを選びましょう。慣れないうちはあまり厚手のものではなく、操作性重視で選ぶと、スロットやブレーキ操作がしやすいのでおすすめです。雨の場合でも使える防水機能付きのものや、プロテクター付きのものを選ぶと安心です♪

4.ブーツ

靴紐がバイクに引っかかるなどの危険性が高いため紐がない靴、もしくは、ライダーブーツなどのバイク用の靴を用意しましょう。スニーカーなどの踵のない靴は、ステップから滑ってしまい危険なことがありますので踵があり、ステップにしっかり引っかかるものを選ぶと良いでしょう。

5.レインウエア

雨の日でも教習はあるためレインウエアは必須です。防水性能が高いレインウエアを選びましょう。

女性の服装で気を付けるポイント

技能教習では、教習指導員が足の動きをチェックします。正しい運転姿勢やペダルの踏み込み速度などを確認しますので、「スカートが長すぎて足元が見えない」ため、ペダル操作の指導がしづらいことや、応急救護教習などでは心肺蘇生練習時に「スカートが短すぎて周りの視線が気まずい」など、教習に支障が出てしまう恐れがあります。加えて、スカートの長い裾を踏んだりドアなどに巻き込んでしまったりなどのリスクもありますので、ズボンの着用が適しています。

・サンダルやヒールでの教習はNG

サンダルやヒールの靴は、運転中にペダルを正確に踏み込むことが難しくなるため、ブレーキやアクセルの操作に影響を与えます。特にヒールのある靴では、足が不安定になり、適切な力加減が難しくなります。これにより、急ブレーキや急加速といった危険な状況を引き起こす可能性があります。

また、足のフィット感が弱く、ペダルから足が滑りやすくなります。運転中に足が滑ってしまうと、緊急時に素早く対応できず、事故につながるリスクが高まります。

教習中に着用する靴は、安全かつ快適で、ペダル操作がしやすいものを選ぶことが大切です。

・髪型にも配慮が必要!

髪が長い場合、運転操作で邪魔になるので髪をまとめておくことをおすすめします。特にバイク教習では、走行中に髪の毛を整えることは難しいですし、走行中に髪が風に揺られて顔を遮ってしまった場合、視界が見えなくなる為とても危険です。また、ヘルメットをスムーズに着用できるようあらかじめ髪をまとめておきましょう。

おわりに

教習所での適切な服装は、安全性と動きやすさを兼ね備えたものであることが重要です。自動車教習ではペダル操作を妨げない靴や動きやすい服装が求められ、二輪教習では身体を保護するためのしっかりとした装備が必要です。

特に合宿免許では荷物も限られているのですぐに交換できず、買いに行くにもどこに行ったらいいんだろう?とならない様、事前にしっかりと準備しておきましょう!安全第一の服装で、スムーズに教習を進めることが大切です。