バイク教習の時の服装ってどんなものが良いの?まずはこちらをご覧ください。
初めまして。二輪インストラクターの吉武幹太です。
この頃バイク免許を取ろう!とお考えの方から、
「靴ってこれでいいですか?」
「ヘルメットはどんなものが良いですか?」
といったお問合せを多くいただいております。
今回はバイク教習の時の服装について紹介していきます。
バイクに乗る上で欠かせないものがヘルメットです。
事故の被害を大幅に軽減する役目もあり重要なアイテムの一つです。
教習時にはマイヘルメットをお持ちいただいております。
このヘルメットですが、ジェットヘルメットやフルフェイスヘルメット、システムヘルメットなど様々あります。
教習では下記の3点を守っていただければ特にタイプは問いません。
これらの規格を通ったものを購入して下さい。工事用安全帽は二輪の乗車用ヘルメットではありませんのでご注意ください。
ジェットヘルメットやフルフェイスヘルメットにはスクリーンがついていますが、教習時は透明で色の入っていないクリアカラーのものを装着してください。ミラータイプやスモークタイプでは目線の取り方の指導ができないため教習時はクリアカラーとさせていただいております。
半帽(半キャップ)タイプの多くは125ccまで対応となっています。これでは教習を受けられません。教習では400ccや750ccに乗るため、高排気量のバイクに対応したものを選びましょう。
教習で使用するものは上記3点を満たしていればOKです。
購入にあたっては、少しでも安くネットで購入・・・より、初めての方はぜひバイク用品店に行ってみてください。
頭の大きさや形は人それぞれ、メーカーによっても被り心地が異なり、自分にフィットしないヘルメットの装着は疲労感が増したり、首を痛めてしまいます。
お店で頭囲を測ってもらい、自分に合うものをチョイスしましょう!
2つ目はジャケットとパンツです。
暑い時期にもなるべく露出の少ないものにするのが怪我防止のポイント。
ヘルメットと同じく、どのみち必要なものになりますのでバイク用のものを買うのがベストです。
ひらひらとした装飾のあるものや、スカートなどはタイヤやチェーンに巻き込まれる恐れがあったり、運転操作の支障となるのでご遠慮ください。
また、バイク教習に付き物なのが暑い寒い問題・・・
まあ、その不便さもバイクの醍醐味です。
時期に合わせた暑さ対策、寒さ対策も合わせてお願いします。
こちらもバイク用のグローブが望ましいです。
プロテクター付きのものであればさらに安心ですね。
いろいろなタイプがあるグローブ。私も色々と試しましたが、初めての方には厚手のグローブはお勧めしません。また新品のレザーグローブも自分の手に馴染むまでには時間がかかります。数時間の教習では手に馴染む前に卒業を迎えるでしょう。入校早々、一段階の教習には「スラローム」や「一本橋」と言ったテクニカルな教習があります。そこで馴染んでいないグローブを使用するとなかなか難しい上に怪我の元となってしまいます。
薄過ぎは怪我の元ですが、分厚過ぎてもスロットルやスイッチの操作が慣れるまでやりづらいものです。
バイク専用のブーツ、またはライディングシューズをご準備ください。
スニーカーはNGとしています。
ご準備いただくものの中で一番お問合せが多いのがブーツに関するお問合せです。
ブーツ選びのポイントは下記の3つです。
ステップにかかとを引っ掛けることで安定して乗車することができます。スニーカーのように靴底がぺったんこなものではなく、ステップにかかとが掛かるものを選びましょう。ハイヒールはNGです。
ハイカット、ローカットとありますが、くるぶしが隠れる長さのブーツを用意しましょう。
ステップの近くにはチェーンやスプロケットといった回転する部品があるため、靴紐を結ぶタイプのブーツは靴紐が巻き込まれる恐れがあるので避けましょう。
また、傷付いては困る靴はお勧めしません。
バイクに乗るとくるぶしのあたりや、左足のつま先がすり減ってきます。どうしても傷をつけてしまいますので専用に設計されたバイク用のものをご用意ください。
とはいえこちらもバイク用となるとなかなか良いお値段・・・
教習までに購入が難しい場合は、長靴のご準備をお願いします。
これで最後です。
雨の日に必須の雨具もご準備ください。
レンタルは行っていませんのでご注意ください。
夏場は急な夕立がよくあります。
もちろん雨の日にもバイク教習は行いますのでお忘れないように。
いかがでしたでしょうか。
一言でバイクと言っても色々と揃えなければいけません。
まだ教習の段階だから適当に用意して・・・というのももちろんアリですが、
ぜひ免許取得後も長く使えるものを用意してみてはいかがでしょうか?
初めての記事出稿で読みづらい点も多々あったことと思います。
今後も皆様の免許取得に関する「??」が少しでも解消できる記事を書いていけたらと思っております。
それではまた。