今から遡ること69年前、1956年(昭和31年)に大型免許が新設されました。それから度重なる免許制度の改正があり、2007年(平成19年)に中型免許が新設されたことに伴って今の大型免許の形へとかわってきました。物流や建設などでは欠かすことのできない大型自動車。今回は大型自動車の運転に必要な「第一種大型運転免許」についてご紹介します。
大型免許で運転できる車
大型免許で運転することのできる車は下記のとおりです。
運転できる車
大型特殊自動車、大型自動二輪車、普通自動二輪車、小型特殊自動車以外の自動車で、次の条件のいずれかに該当するもの
車両総重量:11.0t以上
最大積載量:6.5t以上
乗車定員:30人以上
大型免許の受験資格
受験資格
21歳以上で、中型免許、準中型免許、普通免許、大型特殊免許のいずれかを受けていた期間が通算して3年以上であること。
大型免許の取得方法
大型免許を取得するには、自動車教習所に通う方法と運転免許試験場で試験を受ける「一発試験」と呼ばれる方法があります。一発試験に関しては過去のコラムにて簡単にご紹介していますので、今回は自動車教習所を利用した免許取得までの主な流れについてご説明します。
一発試験に関しては「中型免許でどんな車が運転できるの?」のコラムにてご紹介しています。
中型免許でどんな車が運転できるの?
自動車教習所で取得する方法
自動車教習所には指定自動車教習所(指定校)と届出自動車教習所(届出校)があります。六日町自動車学校のような公安委員会の指定を受けた指定自動車教習所の場合、教習所の卒業検定に合格すれば運転免許試験場での技能試験が免除されます。
また、所持している免許の区分によって必要な教習時間が変わります。ので時限数などにつきましては下記ページをご覧下さい。
・取得条件については入校資格ページをご覧ください。
入校資格
・免許取得までの流れと教習時限数については免許取得までの流れページをご覧下さい。
免許取得までの流れ
・六日町自動車学校の料金と日数については大型車料金プランページをご覧ください。
大型車料金プラン
「大型車は自衛隊用自動車に限る」の限定免許の方は、6時限以上の技能教習を受けたのち、限定解除の審査を受けることにより限定解除することができます。
特例大型育成コースで19歳でも取得可能
先ほど受験資格について「
21歳以上で、中型免許、準中型免許、普通免許、大型特殊免許のいずれかを受けていた期間が通算して
3年以上であること。」とご説明しましたが、名前の通り、特例として年齢や経験の条件が満たない場合にも大型免許を取得できる制度が令和4年5月より施行されました。これにより、今までは21歳まで大型免許を取得できず、大型車を運転する仕事に従事できなかった人たちが運転できるようになり、物流業界や建設業界をはじめさまざまな分野で人材の獲得に繋げられるようになりました。
例えば、18歳で高卒の新入社員が入社しても今までは3年後の21歳までは大型車を運転する仕事ができませんでした。しかし、特例教習の導入により、入社1年目でも大型免許が取得でき、即戦力となることがかのうになりました。
詳しくは下記お知らせにて掲載しておりますのでぜひご覧下さい。
特例大型育成コースについてのご案内
大型免許を取得するメリット
大型免許を取得することで、キャリアの幅を大きく広げることができます。
キャリアアップの可能性
大型免許があると、トラックやダンプ、けん引免許と組み合わせたトレーラーの運転手など、さまざまな分野での仕事のチャンスが広がります。物流や公共交通の分野での需要は高く、安定した仕事を見つけやすいというのが大型免許の魅力でもあります。
収入面のアップ
大型車両を運転するためには高い技術が求められるため、給与水準が普通免許だけで働く場合に比べて上がる傾向にあります。特に、長距離運転や夜間の運行など、責任の重い業務を担当する際はその分評価され、収入面での向上が期待できます。
社会への貢献
大型車を使った仕事は人々の生活に直結した重要な仕事が多くあります。大型免許は仕事を通じて社会の発展に貢献したいと望む方にはぴったりな資格と言えます。
これらのメリットは、単に「運転できる」だけではなく、働く上での大きな自信や安心感、そして多様なキャリアの可能性を広げてくれます。自分自身の成長や将来の可能性を考える上でも、大型免許はとても魅力的な選択肢です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
大型免許の取得に対し最初は少し敷居が高く感じるかもしれませんが、一つ一つ着実に操作をすれば運転技術は身についていきます。
大型免許の取得は単なる資格取得に留まらず、運転のプロフェッショナルとしての自己成長や、キャリアアップ、社会貢献などへのプロセスです。ぜひ機会があればチャレンジしてみてください。
それでは今回はこの辺で、また次回もご覧下さい。